Friday 17 October 2008

クラブイベント


大好きなペトロパブロフスク。狭い町でもクラブの数は結構なもので、大小合わせて20件はあると思います。正確には知らないですが。なかなかかっこいいクラブもあり、他に行く場所もないので週末でも平日でもクラブは繁盛しています。日本人が居酒屋に行く感覚でしょうか。週末にはイベントが開催され、テクノ系イベントを開催する団体や、ドラムンベース系、エレクトロ系など、各団体が色々なクラブでイベントを開催し、DJがモテモテという世界各国の都市と変わらない状況です。
しかし音楽のセンスがあまり自分好みではなく、行っても全然面白くないと思っていました。ドラムンベースが最も人気があるようで、こんなにもドラムンベースばかり聴かされるとちょっと頭にきます。ドラムンベースがこんなに人気がある町って他にあるのでしょうか。ドラムンベースファンに会った事もそんなに無かったです。「ドラムンベース最高!」という言葉を聞いたのも初めてだと思います。意外なところで初体験です。あまりにも皆ドラムンベースが好きなので、自分の音楽センスがどうかしているのだろうと説明をつけてきました。

しかしロックファンが多いのも確かで、所謂クラブ系ロックというと説明しやすい、最近のインディーロックのような音楽を中心にしたイベントを新たに開催しようという事で、音楽情報の乏しいこの町で地味に収集している友人達が今までとは違うイベントを開催。ニューオーダーのブルーマンデーで始まりラモーンズの電撃バップで終わるような僕にとってはどう考えてもドラムンベースの数百倍かっこいいセットリストでやってくれました。これがどういう訳か大盛況で、やはり自分の音楽センスがどうかしている訳ではなかったのだと分かりました。あと、ハイブスがもの凄くクラブ受けするという事も分かりました。やはりロックは、かっこいいリフとキャッチーなメロディです。

明らかにインディーロックなど聴かなそうな人達も大盛り上がりで、やはりクラブという非日常的な空間は音楽の持つ力を最大限に発揮させる事ができる場所なのでしょう。

しかしミュージシャンはそう簡単にモテないのに、DJはモテモテでちょっとどうかと思います。モテるためにDJになりましたなどと簡単に言い切ってしまう人がいる理由も分かります。

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