Monday 24 November 2008

ルチ


今期のロシアンプレミアはルビンが制覇しました。圧倒的な強さでの優勝です。今シーズンはモスクワ勢もゼニトも優勝を逃しました。

ルビンのホーム、カザンはタタールスタン共和国の首都で、ロシア連邦に属しているものの自治権が与えられている国です。モスクワから800KM程離れた工業地帯で、人口も100万人を越える大都市です。しかもタタールスタンはイスラム教国で、何かとロシア人のバッシングを浴びますがロシア政府との関係は良好のようです。ロシアの内陸部に位置しているため、強い主張をしようものならプーティン様が黙っていないのでしょう。

このルビンというチームには胸スポンサーがありません。どういう事かと調べたら、これはタタールスタン共和国営のチームだそうです。勿論細かいスポンサーはあるのですが、ゼニトのように大きく「ガスプロム!」とは書いてない訳です。
選手は全員国家公務員という事なのでしょうか。しかしそう考えると、ソビエト時代は全選手が国家公務員だったという事になります。

そんなロシアンフットボールですがなんと!ルチ・エネルギアが16位(最下位!)に終わり、1部リーグへと降格してしまいました。
これはちょっと残念でなりません。日本にも上がっては落ちてを繰り返すチームがありますが、正にルチ・エネルギアはそのポジションなのでしょう。UEFA CL に出場権のあるロシアリーグを制覇し、CLも制する日がルチにくるのでしょうか。スポンサーがДЭКという極東のエネルギー会社なので、今後のプーティン様の頑張りようによってはその日が来るかもしれません。
アブラモビッチさんも外国のチームを強くしてる場合ではありません。

因にチェチェンのグロズヌイにホームを置くテレクは9勝13敗8分の10位と、これはなかなかの成績だったと思います。もっとチームが成長して、スパルターク・モスクワ対テレクの試合がバルセロナ対Rマドリッドのように盛り上がる日が来るかもしれません。

もう一つフットボールの話題では、モスクワのディナモスタジアムが今シーズン限りで解体。新しいスタジアムを現在建設中で、3ヶ月後には稼働するという事です。
そのため、昨日のホーム最終戦では子供からお婆さんまで花を持ってスタジアムにやって来て、まるで亡くなった人の献花台のような所に花を置いていました。TVでもディナモスタジアムで行われたこれまでの歴史的な試合を特集するなど、改めてロシア国内でのフットボールの人気の根強さを感じました。

まあカムチャツカには全く関係の無い話ですけど。
カムチャツカのスタジアムはそろそろ氷が張ってスケート場になります。。。

Sunday 16 November 2008

ビデオカムチャツカ

動画が見れる皆様へ。

Tuesday 4 November 2008


大好きなペトロパブロフスク。この町はスーパーマーケットが少なく、小さな店が多いです。
駅のキオスク程の小さな店が沢山あります。または日本のコンビニエンスストアくらいの店もあります。
そんなお店では買い物をしても袋をくれません。
マイバッグを推奨している訳ではない事は確かです。
もし沢山の品物を買った際には、袋をくださいと言って5ルーブルほど払って売ってもらいます。

先日、いつも行くお店で袋を売ってもらったら、最高にかっこいい袋をくれました(写真1)。

今まではいつも黒くて何も書いていない袋をくれていたのですが、最近この袋に変わったようです。
どうしてこの袋になったのか気になるところです。
袋に書かれている文字も、主婦のようなおばさんの絵も、その店とは何の関係もありません。

ОНО! 「それだ!」みたいな意味です。

ロシア最高。