Thursday 18 September 2008

windowsと海賊版ソフト

インテルマックに最近移行したため、ロシアの海賊版CD生活が更に楽しくなりました。インテルマックはウィンドウズにOSを切り替える事もできるため、市場で売られている海賊版のPCCDを購入してインストールできるのです。
早速お店にいき、色々と見ていると本当に格安で色々と入手可能。ざっと見た感じで、
Windows XP :200ルーブル
micro soft office 2008 : 120ルーブル
utility soft for windows XP/Vista :150ルーブル
なんとも素晴らしい海賊版の世界です。2000円かからずにまっさらのコンピュータが使える状態になります。

そしてもう一つ楽しみにしていたのがゲームで、今までヴィデオゲームというものを持った事がなかったので親にプレイステーションを買ってもらった小学生のように喜んでいます。ゲーム関係も海賊版のCDが沢山販売されています。
因にロシアの若者の間でもゲームは人気ですが、ここの人たちにはプレイステーションなどの所謂TVゲームはあまり流行っていない様子で、皆コンピュータで遊んでいます。何故か。理由は簡単で、本体/ソフト共にかなり高額に設定されているからでしょう。ソフトに関しても、PCCDが150ルーブルで買えるのに対して、プレイステーション用のものは2000〜5000ルーブルで販売されていました。そして本体に至っては35000ルーブルなどと書いてあります。日本でいくらかは知らないですが、いずれにせよ平均月収に比してとても購入できる額ではないでしょう。

ロシアで昨年はマックのみで対応してきましたが、仕事上どうしてもウィンドウズが必要となりました。これも日本ではあまり経験しなかった事の一つで非常にストレスフルでした。例えば、マック専用のタイプソフトで編集した文書を、PDFなどに変換して職場でプリントアウトを試みると、このコンピュータにはアクロバットリーダーは入っていないと言われ、隣の建物まで行ってプリントアウトし、コピーのおばさんにその紙を渡してようやく書類が完成するなど、かなりの手間がかかっていました。またロシア全土で言える事らしいのですが、マッキントッシュの普及が極めて少ないようです。なので様々な面で苦労します。インターネットのプロバイダが故障して動かなくなっても、
「マックではインターネットはできません」
などと訳のわからない説明を受けたり、ちょっとしたパーツを買うのにもモスクワから取り寄せて倍以上の金額を請求されたりと、かなりのストレスがあったわけですが、これでついにこのストレスから解放されました。

マックとウィンドウズの両方使えるインテルマック。これでまたロシアライフが一層楽しくなりました。

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