Sunday, 10 May 2009



5月に入っても雪が続くカムチャツカ地方にもなんと春が来ました。
ペトロパブロフスクでは春が来ると花やプレーリードッグが顔を出すのではなく、雪に埋もれていたベンチが顔を出すようです。
「ベンチか。。。もう春だな」という会話を聞きました。

Saturday, 25 April 2009

カムチャツカで録音


現在制作中のサウンドトラック録音の為にスタジオへ。田舎でもスタジオは何件かあります。最近できたばかりのスタジオを無料で使わせてもらう事ができました。

ドラムの録音の為に行ったのですがマイクスタンドが壊れていていいポジショニングができません。
困っているとスタジオの兄ちゃんが「問題ない」といつもの台詞を言い、マイクを手にしたかと思うと天井に一撃を加えできた隙間にマイクを通すという荒業を披露してくれました(写真1)。

スネアもクラッシュもいい音で撮れました。

Tuesday, 7 April 2009

週間天気予報


地元紙に掲載されている天気予報

4月1日:晴れ、2日:晴れ、3日:曇り、4日:雪、5日:曇り、6日:曇り、7日:雪

7日の雪を吹雪にすれば当たっています。

脅威の価格崩壊


ショッピングモールで2つの商品を購入

1:U2 / new lines on the horizon
2:消臭力(エステー株式会社)

この2点が250ルーブルで同じ値段でした。
U2のディスクはロシア正規版でこれは海賊版ではありませんというプリントがジャケット全体に施してある為にアーティストの意向が反映されないデザインになっています。
消臭力は日本の消臭剤の輸入品です。

1ルーブル3円として計算すると750円という事になります。
日本でU2のディスクは輸入版で1700円程度、消臭力は400円程度のようです。
先日購入したジョンレノンのアルバムが全て収録されているディスクは150ルーブルだったので彼の全てのアルバムをもってしても消臭力は買えません。

Tuesday, 3 March 2009

文化的生活


大発見をしました。

道で映画など文化的なものには全く興味のなさそうなゴプニック(ごろつき)が海賊版DVDを販売している訳ですが、そんな中なんと”キム・キドク(写真1)”、”フランソワ・トリュフォー(写真2)”の作品集DVDを大発見&即購入。
それぞれ彼らの監督作から厳選した12作品を収録。

"Настоящее Кино(本物の映画)"とタイトルされたシリーズもののDVDのようです。他にはアメリカの古い役者特集などつまらない物が多く、ジャームッシュなどもありましたがお金の都合上上記2作品を購入。

キム・キドクに関してはこのようなミニシアターの無い町に住んでいると無駄にアートな映画が見たくなるという理由で購入。トリュフォーに関してはジャンピエール・レオー見たさに購入。

購入時に販売員のゴプニック(ごろつき)に、「お前いいセンスしてるなあ」と言われましたが、絶対に彼はこの映画を見た事がないでしょう。彼はその後、他のお客様にパールハーバーを大推薦していました。

Saturday, 28 February 2009

注意書き



雪による道無き道を歩いていて発見した寂しげに埋もれている看板。

「ここで遊んではいけません!」

こんな雪の中では遊びたくても遊べません。

Friday, 27 February 2009

祖国防衛者


2月23日は「祖国防衛者の日」という国民の祝日だそうで、祖国防衛者というのは軍隊の事であり、これはつまり男性のための祝日だそうです。女性達が男性達に会うと、おめでとうございますと言ってくれます。しかし僕は一度も祖国を防衛した事が無いのでおめでとうと言われても素直に喜べません。
いかにも軍国主義の国らしい祝日ですが、町の中心では軍隊のパレードなどが行われていました。僕は寒いので一日中家の中にいたのですが、朝からTVでは軍隊の話ばかりでした。映画も軍隊の映画ばかりが何度も放送されていました。

中でもチェチェン/コーカサス、アフガン系が多く放送されていました。チェチェン/アフガン系の映画は人気があり、僕も調査の為にDVDを買って数本見ました。

偏見に満ちあふれた感想になってしまいますが、沢山ある映画のうち僕のみた中の数本に共通していたのが、
1:イスラム系過激派がいかに残虐かという描写
2:主人公が所属する部隊の隊長は過去にイスラム系テロリストに家族を殺されている

という2点でした。主人公の属する部隊は、イスラム系過激派武装勢力の残虐かつ卑怯な手段の前に多くの仲間達を失いながら何とか援軍を待ち、最終的にロシアが勝利するという流れのものが多いような気がします。

一般的に秀逸とされている戦争の映画は、主人公の人を殺す事への葛藤を通じて戦争の愚かさを訴えるものが多いと思います。
しかしこれらの作品はその部分の描写は薄く、戦場で仲間を守り、失い、という人間の生死による感情を利用したドラマを作っているだけで結局何が言いたいの?という内容のものが多かったです(言いたい事というのは恐らくいかにコーカサス系住民が悪い奴らという事なのでしょうが)。

しかし軍国主義論を普及させるかのような映画が溢れている一方でソクーロフ監督の「アレクサンドラ」は同じ題材にして秀逸。監督がアーティストかどうかという所で映画の内容も変わります。
またソクーロフの映画もロシアではそれなりに人気がある訳で、意見が言えないと言われるロシアにも沢山の反動勢力があるという事は理解しておきたいところです。

添付画像は大人気連続ドラマГрозовые ворота。チェチェン領内の砦を守る若き好青年達の物語です。イスラム系過激派の残虐さとロシア人の国に対する忠誠心や純粋さが存分に描かれています。