2年間迷って3ヶ月前に購入した電子レンジですが、早速働かなくなりました。「人生はもっと簡単だった」というステッカーを残したまま、働かなくなりました。これは市場原理主義社会に傾倒している僕自身への何かの警告かのように思い、しかしもう便利な機械に慣れてしまい、電子レンジ無しの生活などは想像もできなくなってしまったため、保証書を持参し購入した家電ハイパーマーケット・ドルージュバ(友情)に向かいました。
しかし修理センターは別の場所だという事で修理センターまで車で移動、すると中には同機種の電子レンジがおよそ3台既に集まっていました。
「書類」と言われたので保証書を提出。
同封されていた保証書には4つのバーコード、4つの購入スタンプ、担当者のサイン、製造シリアル番号が記載されていた為問題ないように思えましたが、「購入したという証拠が無い」と突き返されてしまいました。
しかしこの証明書には沢山の証拠がありますよと反論するも
「私は何もできません」と守りに入られてしまいました。
また家電ハイパーマーケット・ドルージュバ(友情)の本部に向かい、店長と接触。
店長はレシートを持ってくれば証明できるとの事でしたが、レシートを取りに帰るのも面倒なので交渉。
この状況を分析すると確かにレシートを持参しなかった自分の落ち度は見て取れるものの、相手の求めるものは「購入した証拠」な訳で、それは明らかに保証書に記載されているために納得が行かず、この4つのバーコード、4つのスタンプ、担当者のサインと製品シリアル番号は何のためにあるのでしょうかと問うと、「それはそれ」と言われてしまいました。確かにこれはこれです。
この店はバーコードで商品の処理をしているので、ここにも記録は残っているはずではないですかと問うと何と、「それもそうだ」と言って店長は歩いて行きました。
その際4つのバーコード、4つのスタンプ、担当者のサインと製品シリアル番号が記載された保証書は持参もメモもせずに店長は事務所に向かって歩いて行きました。
数分後に店長はやって来て
「君のレシートは見つかった。修理部の人間に電話しておいたから大丈夫だよ」
と、やはり人生は思ったより簡単な結果になりました。何の手がかりも無しにレシートを見つけ出すとはやはり人生簡単なのかもしれません。
ご親切をどうもありがとうございますと言うと
「その代わり日本からカニを1kg持って来いよ」
と日露カニ密輸問題を示唆するかのような軽いジョークを挨拶代わりにされました。
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Thursday, 25 February 2010
Friday, 12 June 2009
独立とは
Friday, 27 February 2009
祖国防衛者

2月23日は「祖国防衛者の日」という国民の祝日だそうで、祖国防衛者というのは軍隊の事であり、これはつまり男性のための祝日だそうです。女性達が男性達に会うと、おめでとうございますと言ってくれます。しかし僕は一度も祖国を防衛した事が無いのでおめでとうと言われても素直に喜べません。
いかにも軍国主義の国らしい祝日ですが、町の中心では軍隊のパレードなどが行われていました。僕は寒いので一日中家の中にいたのですが、朝からTVでは軍隊の話ばかりでした。映画も軍隊の映画ばかりが何度も放送されていました。
中でもチェチェン/コーカサス、アフガン系が多く放送されていました。チェチェン/アフガン系の映画は人気があり、僕も調査の為にDVDを買って数本見ました。
偏見に満ちあふれた感想になってしまいますが、沢山ある映画のうち僕のみた中の数本に共通していたのが、
1:イスラム系過激派がいかに残虐かという描写
2:主人公が所属する部隊の隊長は過去にイスラム系テロリストに家族を殺されている
という2点でした。主人公の属する部隊は、イスラム系過激派武装勢力の残虐かつ卑怯な手段の前に多くの仲間達を失いながら何とか援軍を待ち、最終的にロシアが勝利するという流れのものが多いような気がします。
一般的に秀逸とされている戦争の映画は、主人公の人を殺す事への葛藤を通じて戦争の愚かさを訴えるものが多いと思います。
しかしこれらの作品はその部分の描写は薄く、戦場で仲間を守り、失い、という人間の生死による感情を利用したドラマを作っているだけで結局何が言いたいの?という内容のものが多かったです(言いたい事というのは恐らくいかにコーカサス系住民が悪い奴らという事なのでしょうが)。
しかし軍国主義論を普及させるかのような映画が溢れている一方でソクーロフ監督の「アレクサンドラ」は同じ題材にして秀逸。監督がアーティストかどうかという所で映画の内容も変わります。
またソクーロフの映画もロシアではそれなりに人気がある訳で、意見が言えないと言われるロシアにも沢山の反動勢力があるという事は理解しておきたいところです。
添付画像は大人気連続ドラマГрозовые ворота。チェチェン領内の砦を守る若き好青年達の物語です。イスラム系過激派の残虐さとロシア人の国に対する忠誠心や純粋さが存分に描かれています。
Wednesday, 14 January 2009
メディアよ叫べ
1月13日はロシア報道の日だそうです。そしてその日と旧新年が重なりました。旧新年というのは宗教上の関係で昔は1月中旬に新年を祝っていた事を忘れない為に世間で騒がれるお祝いらしいのですが、国民の休日には指定されていません。
報道の日という事ですが、TVのプログラムでは12月31日の夜に放送されていたもののリプレイが多く見られました。その31日に放送されていた番組というのが日本の大晦日番組に近いものがあります。たくさんの芸能人が出て来て食事をしながら歌を歌ったりしています。
中でも今年活躍した有名人の物まねをしながら歌を歌うなど、笑って良いとも!年忘れ特大号のようなものがあって、タモリファンとしては非常に興奮しました。しかも物まねをしている最中に本物が登場して会場も物まねをしている本人もびっくりという演出もあり、なんとも複雑な心境です。更に複雑だったのがそのモノマネ歌合戦にウラジミール・ジリノフスキー(自由民主党党首)が参加していた事です。
報道の日に何か面白い番組があるだろうかと思いTVをつけるとジリノフスキーが歌を歌っていた訳であります。
ロシアの新年は1月1日の午前0時1分前ぐらいからTVで大統領がスピーチをして、そのお言葉を国民は有り難く頂き、0時と同時に乾杯する訳ですが、これがモスクワとカムチャツカでは9時間の時差がある為何度も大統領が出て来て演説する様は少し面白いと思いました。
スピーチでは大ロシアの国民達の健康と平和を祈ってくれましたが、翌日にウクライナへのガス供給を停止しました。
報道の日は自由を叫ぶ日でもありますので、低俗な番組に食われてしまっていては困りますね!
報道の日という事ですが、TVのプログラムでは12月31日の夜に放送されていたもののリプレイが多く見られました。その31日に放送されていた番組というのが日本の大晦日番組に近いものがあります。たくさんの芸能人が出て来て食事をしながら歌を歌ったりしています。
中でも今年活躍した有名人の物まねをしながら歌を歌うなど、笑って良いとも!年忘れ特大号のようなものがあって、タモリファンとしては非常に興奮しました。しかも物まねをしている最中に本物が登場して会場も物まねをしている本人もびっくりという演出もあり、なんとも複雑な心境です。更に複雑だったのがそのモノマネ歌合戦にウラジミール・ジリノフスキー(自由民主党党首)が参加していた事です。
報道の日に何か面白い番組があるだろうかと思いTVをつけるとジリノフスキーが歌を歌っていた訳であります。
ロシアの新年は1月1日の午前0時1分前ぐらいからTVで大統領がスピーチをして、そのお言葉を国民は有り難く頂き、0時と同時に乾杯する訳ですが、これがモスクワとカムチャツカでは9時間の時差がある為何度も大統領が出て来て演説する様は少し面白いと思いました。
スピーチでは大ロシアの国民達の健康と平和を祈ってくれましたが、翌日にウクライナへのガス供給を停止しました。
報道の日は自由を叫ぶ日でもありますので、低俗な番組に食われてしまっていては困りますね!
Thursday, 9 October 2008
射殺

10月7日は世界各地で未だにフォロワーが後を絶たないジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤ女氏の命日です。
ロシアの全国ネットのニュース番組では、献花台に集まる人達の様子を伝えていました。何者かによって暗殺されたノーバヤガゼータのジャーナリスト、ポリトコフスカヤの命日に、沢山の人が集まりました。という形で報道されていました。
911テロに関しての映画を鑑賞する機会が先日あり、それに関しては他の国同様関心が高く、GWブッシュは悪いだとか、これは仕組まれていた話だとか、まあ日本などの先進国の若者と同じような意見を聞きました。
ロシアは実際にテロが発生している国なので、テロ/政治について考える若者が多いのは事実です。その考えには賛成できない事が多いのですが、一人一人の意識が日本の若者と比べたら高いと思います。
20歳前後の若者がビールを飲みながら政治の話をするなんていう光景、日本でも勿論見かけますが、やはり少ないと思います。東京で政治の話などを飲み会の席で始めると、「そんな難しい事わかんない」などと秒殺されてしまう事が多いのではないでしょうか。
ロシアのようにこれだけよく政治や社会の話をするという事は、それだけ自分の知識に自身があるという事だと思います。
しかしその意見が多岐にわたっていないという印象も強く受けます。
チェチェンとロシアは大統領が握手してから武器を捨て、グロズヌイにはロシアの資本が入り平和と同時に再開発が始まり、人々は新しいロシアの政治と新しいチェチェンの政治のお陰で昔のような幸せを取り戻した。という内容の報道が最近ありましたが、おそらくこれはそのまま国民の考えになるでしょう。
これだけ大きな国で、国民の政治に対する関心が高いのだから、意見の広がるような報道/政治を目指してほしいものです。
もう2年も経っているので当然かもしれませんが、ポリトコフスカヤさんに関する報道は、「一応やりました」というふうに僕には写りました。
TVや写真でみる献花台の前に集まった人達の数をみると、この問題にk対する意識の高い人が多いのも事実です。
ここから話を広げて行かなければ、意見を失ってしまった他の先進国と同様になってしまいます。
彼女の死は、ロシアの社会にとってそれだけ大きな意味を持っていたはずです。
Saturday, 6 September 2008
政治と渋滞

ウラジオストックの空港を降りてMOTOR INN というくそ安いホテルにため、空港からウラジオの町まで車で向かいました。
ウラジオの中心街と空港は結構離れているものの、ロシア人の危険を顧みない運転なら40分もかからないで着く距離です。
しかしこの日は空港から町をつなぐ一本道を5分も進まないうちに大渋滞が発生していました。全く車が動かない上に道も1本しかないため渋滞を耐えるしかなく、2時間以上かかってやっと町に到着しました。
渋滞の原因はプーチン様という事でした。プーチン様がウラジオを訪れていたため、交通規制があり、そのための大渋滞だったようです。
話によると、プーチン様がお通りになる道をそのまま封鎖するため、周りに影響が出て、道の数が少ないウラジオの市民は大変な目にあっていました。
こんなところがロシアっぽく、ロシアに帰ってきたと実感します。
運転手に、「日本でも首相が町に来たらこのように大渋滞がおこるかい?」などと聞かれて答えに困りました。
次の日はカムチャツカに帰るため、再び空港へと向かったのですがまだ渋滞は続いていました。
しかもロシアンプレミアリーグ1部、ルチエネルギアの選手バスも渋滞にはまっていました。
やっとの事で空港に着いて一息ついていると、程なくしてルチエネルギアのバスも到着。中からは選手たちがノーガードで降りてきました。
しかし周りの一般人たちは全く気にも止めない様子で、写真を撮ってくれという人もサインをくれという人もいませんでした。
しまいには搭乗手続きのカウンターで順番抜かされていたりもしました。
町が変われば、サッカー選手の扱いも変わるものです。
Sunday, 11 May 2008
戦争と平和

パレードに関するレポートが各国で出ています。
今年のパレードはソビエト連邦崩壊後最大級のもので、レーニン先生のお墓の前には8000人の兵隊がブラスバンドと供に行進、100以上の戦車やミサイルも集結し、ロシアの強さをアピールしました。
そして新大統領の演説では、民族や宗教の名の下の暴力、テロリズム等には徹底的に対抗するとの事です。
プーチン様はこのセレモニーに関して、これは他国への威嚇ではなく、ロシアの兵力と冨を国民に見せて、安心させる為だという内容のコメントをしています。また、戦争の悲劇を繰り返してはいけないとも言及しています。
8000人の兵士達は、ソビエト時代のものをモチーフにリニューアルされた制服を着ていたそうです。しかもプーチン様もデザインに参加したそうです。
ここ数年は大きな祝日ではあるものの、ここまで大規模では無かったため、国民が不安になったとプーチン様は感じているのでしょうか。現在のメディア状況を考えれば、この模様が各国に放送されるのは当然で、また、如何に自国の軍備が凄いかを見せるという行為を威嚇と呼ぶのだと思います。ましてやそれが人間を殺すための兵器であれば尚更です。
http://www.rferl.org/featuresarticle/2008/05/c1f70515-9678-4fd6-ae81-1410ec1d94b0.html
ロシアは民主主義国家の振りをし、アメリカやEUは民主主義と認めている振りをしている。今回の式典の前に集会を企画した数十名が逮捕され、その事は報道されない。民主主義を叫ぼうとする民衆が拘留されている間に町を歩いていたのはネオナチを始めとする民族主義を掲げる若者達だった。
大統領選挙からパレードまでの一連の流れに関して、元チェスチャンピオンのカスパロフ氏はこのような内容の記事を書いています。
一部の民衆の意見を国家が抑えつけたところで、その内容に対して国民が疑問を持たなければ民主主義は成立し、現在の国際社会はこれを民主主義と認めるという事です。
http://www.latimes.com/news/opinion/sunday/commentary/la-oe-kasparov10-2008may10,0,7645982.story
戦争の悲劇を繰り返さないために意見をもった民衆を抑圧し、軍事力を誇示する。これが戦争を無くす為の戦争というやつなのでしょうか。
このパレードの後始末だけで、モスクワ市は10億ルーブルの財政負担があったそうです。このお金を我々のような恵まれない町にまわして、道とか作ってくれればいいのにと思いました。でも、パレードで披露していたミサイルはイランに売っているミサイルだそうで、そう考えるとお金の循環ができているからまあ良いのかもしれないですね!
写真は攻めてる表現者を集めるundergrowthのサイトより、peace Tolstoy。
Friday, 9 May 2008
戦争に勝つ

戦勝記念日というのはこれは日本にない習慣で、どんなものか興味がありました。
5月9日は第二次大戦でドイツに勝利し、ソビエト連邦にとっての大戦終結を意味するという解釈のようです。日本の終戦記念日に値する祝日です。
大掛かりなパレードがロシア連邦全土で行われました。昨日首相に就任したばかりのプーチン様の演説なども勿論ありました。
ここカムチャツカでも(比較的)大掛かりなイベントが行われ、戦時中の兵器を展示して子供達は大喜びで戦車に登ったり一緒に写真を撮ったりしていました。
天気もとても良かったので、海と戦車を見ながら何組のも団体が外でブロックパーティをしていました。戦争に勝った日なので酒がうまいとの事です。
たしかに、浦和レッズが勝った日の酒はおいしいので同じなのでしょうか。
僕は外国人なので、人々は皆、今日はどんな記念日なのかを丁寧に教えてくれます。皆ロシアという強い国の国民である事を誇りに思っているようでした。
テレビでは多元中継でロシア連邦各地の様子が流れています。コンサートや首相の演説、戦車やミサイルなどの最新兵器を並べたパレード。
テレビ中継の合間には戦争の歴史を挿入するカットもあり、如何に大変な思いをして勝利を勝ち取ったのかを国民は再認識しています。
困難を乗り越えての戦勝というものはその後何十年も語られて然るべきものです。
戦勝記念日の2日前には丁度大統領の交代及び新首相の誕生記念式典がかなり派手に行われていました。大好きなカムチャツカビールを飲みながらテレビ中継で見ていましたが、時差の関係でこちらでは夜の7時からの中継というかなりいい時間帯でした。テレビカメラもかなり凝った撮影で、何台ものカメラを使い、空撮、クレーン、CGなどを利用して何だかハリウッド映画を見ているような気分になりました。
新しい大統領の誕生を国民は祝い、そしてそれ以上に、経済成長など、数多くの功績を残して来たプーチン大統領が退任するものの、首相として影響力を持ち続ける事を国民は祝っていました。
数時間にも及ぶ大規模な就任式の直後の戦勝記念日で、国民は「愛国心」というものを再認識します。ロシア連邦自体の歴史は20年に満たないものの、ソビエト連邦も含むロシア人の歴史は長く、その民族としての誇りは忘れてはならない物です。
その愛国心の下に強敵と戦い、たくさんの犠牲の下に勝利した大切な日なのです。
自分自身がこのような所謂戦勝国の終戦記念日というものを体験する機会がなかったので、他の戦勝国の記念式典がどのようなものかはわかりませんが、少なくとも5月9日にロシア全土で行われた物からは、平和というものを感じませんでした。
終戦記念日は同じ過ちを繰り返さないため、もう一度当時の過ちを振り返るものだと解釈しています。
そこには戦勝国も敗戦国もないはずです。戦争に勝ったか負けたかは無意味な結果であって、内容は殆ど同じはずです。ならば、戦勝国の役割とは何なのでしょうか。
大戦終結から60年以上が経過し、日本も含めた各国は戦争の虚しさや平和の意味を忘れ始めているように見えます。
勇敢に戦って亡くなった兵士の奥さんというお婆さんが英雄としてインタビューされていました。その兵士は何の為に戦い、亡くなったのでしょうか。ロシアの強さを世界に知らしめる為では無いはずです。
大規模なものも小規模なものも、戦争は戦争であり、終戦記念日といってもかなりの数の国で今でも戦争が行われています。
戦争が世界から無くなるという事はやはりないのだろうと思いました。
写真はレーニン先生に向かって叫ぶ女子と抱き合うカップル。ビールを飲むオジさん。
Sunday, 27 April 2008
Louis Vuitton vs Darfur

Louis Vuitton is suing a charity initiative supporting Darfur!
Louis Vuitton demands $ 24030.76 in daily fines if the Darfur supporting project do not stop the sale of their t-shirts with a poor black boy with baloon stomack and a designers bag and a Paris Hilton dog under his arm.
They claim the drawing is too close to their design, and will thereby shot down this non-profit initiative to support the poor people in Darfur.
What happened to the Freedom of Speach? And what happened to humanity??
The drawing tells everything about how low the world has come... And the act of Louis Vuitton tells everything about Louis Vuitton.
参照サイト↓
http://www.nadiaplesner.com/
デンマーク人アーティストのナディア・プレスナーさんをルイヴィトンが訴えています。
ダルフールへのチャリティとして売り出したTシャツ(写真1)の販売を停止してくださいとの事です。ルイヴィトンのイメージダウンに繋がるという事か著作権を気にしているのか。。。
しかしこの行為によってルイヴィトンは余計にイメージダウンしましたね。
市場原理主義の齎した考え方の一つという事です。
因にカムチャツカでは、ボードショップの宣伝用ステッカーなどでスポンジボブやシンプソンズのキャラクターなどが登場していますが、著作権を無視して制作しているみたいです。
ロシアで僕が大好きなMP3コレクションというCDも著作権は完全に無視していますね。そういう意味では僕も国際的には犯罪者。でもロシアでは大丈夫です。昨日もCREAMの音源をコンプリートしました。
作品の制作と著作権、そこに言論の自由や政治が絡んだら問題は大きくなるばかりですね。これを解決するのがモラルという言葉なのかもしれません。
Wednesday, 23 April 2008
N.P.F.O!!

在留邦人の安全をまもるために、世界各国で日本総領事館は安全情報を提供してくれます。この情報は外務省のHPでも閲覧できます。
4月20日及び30日はネオナチの崇拝するアドルフ・ヒトラーの誕生日及び命日であり、この前後は外国人敗訴活動が激化する可能性があるので充分注意してくださいという内容の注意喚起がされました。
ロシアでスキンヘッドが台頭している事は有名ですが、この町にも多数見かけます。アジア人は少ないものの、コーカサス系の移民は多いため、その人達を標的にしているようです。まあスキンヘッドでない人達もこのような人種を平気で差別している感はあるのですが。
この「安全上のお知らせ」の特に留意する点というコーナーで目を惹いたのが2点です。
1:特定サッカーチームのレプリカユニフォーム等の着用は状況により極右団体やフーリガンの注意を惹く場合があります。
2:サッカーチームのサポーターやロックコンサート帰りの若者集団や政治集会の現場には絶対に近づかない事。
1に関しては、どのチームのユニフォームを着用したら極右団体の注意を惹くのか知りたいものですが、浦和レッズのユニフォームだったらどうなのかという点のみ気になります。日本車大好きなロシア国民にはmistubishi motors と書いてあるので喜ばれそうですが。しかし赤いから「このコミュニストめ!」と言われてしまうかもしれません。
2に関しては、サポとロックファンと政治活動家を同列で考えているという点が面白いと思いました。この3種類の人種は民族主義を掲げている例よりもむしろその逆の場合が多いと思いますが、実際はどうなのでしょうか。音楽とスキンヘッドの関係性も様々ですが、特にパンクロックの持つアナーキズムとスキンヘッドの民族主義をよく分析もせずに同類として考えられてしまうのは悲しい限りです。一致する場合も勿論あるのですが、そうでない場合の方が多いです。
しかしやってる側にも問題はあります。例えばバスの中の落書きなどで、punks not dead の隣に、同じ人が書いたであろう文字でwhite power なんて書いてあったりします。よっぽどコアにパンクロックを聴いてないとパンクからはそこの思想には辿り着き難いものなのですが、この町でそこまでコアな音源を入手できるとも思えません。
この注意喚起のとおりにそのような場所には絶対に近づかないようにしようと思います。こうやって民族間の隔たりというのは大きくなっていくものなのだと知りました。
写真はDead Kennedys のNazi Punks Fuck Off!! US版シングル。かっこいいジャケットです。
Wednesday, 2 April 2008
fitna the movie

最近の報道関係ではNATOサミットと北京オリンピックボイコット関連が大半を占めていますが、各国でもう一つ今大きな話題となっているらしいこのFITNAという映画に関しても報道されていました。
FITNAの詳細に関しては下記の記事等を参照してください。
http://www.varietyjapan.com/news/movie/u3eqp30000038zy2.html
オランダ国内では北京オリンピックボイコット関連と同じくらいの大きさで扱われているそうです。日本のネットメディアでの扱いは若干少ないように感じます。
VESTIというロシアのニュースメディアでも取り上げられていました。しかし扱いはあまり大きくありません。通常のテレビ放送で1度取り上げられていただけでした。
取り上げ方もネットメディア界での話題を提供する3分程度のコーナーで扱われていた感じで、ニュース性をもったものではありませんでした。因にこのコーナーでは以前ネットを通じて革新的な発売方法をとったradioheadの新作なども話題にしていました。
ロシアにおけるイスラム教徒は総人口の2割近くになるそうで、コーカサス地方の民族が中心になっているそうです。
ロシア連邦内で共和国を形成している国が殆どで、ロシアでも大都市の部類に入るカザンもイスラム教を国教とするタタールスタン共和国の首都です。近年のプーチン様のコーカサス政策の一環などもあり、ロシア政府はイスラム勢力に対してかなり警戒しているようです。実際これだけのムスリムがロシア国内に居住しているとなると、ロシアのメディアもこのFITNAに関するニュースをもっと多く配信するべきかとは思いましたし、どこかの町で抗議運動が起ってもおかしくないとは思うのですが、そのようなニュースはここには入って来ていません。
カザンのフットボールチーム、「ルビン」はリーグ発足当時からの古豪だそうで、1stデヴィジョンに落ちた事も殆どないそうです。ロシアンプレミアリーグ16チームの中に、チェチェン共和国のテレクとともにイスラム勢として参戦しています。
ロシア国内では他宗教がうまく共存できていると考えている人が多いのですが、結局独立する事のできない共和国や差別問題、90年代以降の紛争などを見ていると共存とは程遠いものを感じてしまいます。
話を戻してカムチャツカに繋げると、このfitanaという15分の短編映画はコーランを痛烈に批判している内容との事で、3月27日にliveleakというヴィデオニュースサイトに登録され、30日に削除されました。
僕はこの存在を知ってから見たくて見たくて毎日試していたのですが全然繋がらず、気が付いたら削除されていてイライラしましたという話です。一瞬これは政府の陰謀で見せないようにしているのだなどと考えましたが、単純にカムチャツカのサーバーが弱いからです。
しかし15分もの動画を見たとすると、請求される金額は途方もないものになる可能性も高かったので、まあ知らなかった事にすればいいやと思い、こうやって自分も何重かの情報操作の下に生きているのだなあと実感しました。
Tuesday, 11 March 2008
GAZPROM

最近気が付いたのですが、ガスプロムのTVCMが変わりました。というか、元に戻りました。戻ったというのは、選挙期間前に流れていたものに戻ったという事です。
記憶が確かかはわかりませんが、2007年12月までは2種類のTVCMが流れていました。「夢は実現しますよ」みたいなテーマのもので、10歳くらいの男女がテレビでフィギュアスケート・ペアの試合を見ていて、次のカットでは自分達がテレビの中にいるというものが1つ。いま1つも10歳くらいの男女がでてきて、悪い子供に絡まれる男子を守るために女子が柔道を練習して悪い子供を懲らしめるという内容のものです。
そして2008年の1月から極めて民主的な選挙の行われた3月2日まで流れていたTVCMは、ロシアという壮大な国土では様々な人達が幸せに暮らしている。これもガスを始めとしたインフラストラクチャーが充分に整備されているからである。幸せそうな国民の笑顔が映り、最後にはプーチン様が演説しているシーンがコラージュし、ガスプロムのロゴが大きくフェイドインしてくるというものです。
このTVCMを見た時に、これでは政党のCMと何も変わらないなあと思いましたが、選挙終了後に元のCMに戻すなんて、それを証明しているような物ではないですか!と思ってしまいました。
国民にとってガスプロムとはどのような存在なのか気になります。国営と民営の悪い部分を併せ持っている会社のようにも見えます(あまり詳しくないのでわからないですが)。
チャンピオンズリーグやUEFAカップにも出場しているゼニト(サンクトペテルブルグ)のメインスポンサーでもあるのですが、こうなってくるとゼニトを素直に応援できなくなって来てしまいます。
学生にガスプロムについてどう思うかをエッセイに書かせようとしたところ、「カムチャツカにはガスがありません」との事でした。それもビックリですね。
Tuesday, 4 March 2008
戦う民衆

新大統領が誕生しました。
得票率70%を越えるなんて、異常ですね!
さて、「おかしいのではないですか」という抗議も起っていたようです。さすが、国土が広くその分人間の種類も多いだけの事はあります。国内主要メディアに目を通した感じでは見出し扱いしているところは無かったように思いますが、EURO NEWSという欧州4カ国の合同制作によるニュース番組(ロシアも含む)ではしっかりと報じてくれていました。
モスクワで選挙結果に対する抗議集会が開かれ、300人程の警官を動員してこれを抑えたそうです。
プーチン様によって出馬を取り消された元チェスチャンピオンのカスパロフさんもペテルブルグでの集会に参加。「これは選挙ではない」とのコメントを発表したそうです。「権力に対する疑問はクレムリンの人間によってではなく、民衆によって解決しなければならない」との事です。
その通りです。が、どうでしょうか。都会の人々がどう感じているのかは分りませんが、ここに住んでいると「権力」に対して疑問を持っている民衆がはたしてどのくらいいるのかと感じてしまいます。
選挙に不正など無かったと思います。実際に国民の7割が新大統領に投票したのでしょう。だから昨日の大統領選はしっかりとした選挙です。問題はその選挙を行うまでの様々なシステムです。メディアコントロールを始めとしたシステムを殆ど完璧に構築しているので、昨日のような結果が生まれたという事なのでしょう。選挙は選挙なのだけど、このような状況で行う選挙には意味が無いという事です。
テレビのニュース番組でも、この抗議集会に関しては殆ど触れられていなかったと思います。悪いお手本になってはいけないという事なのでしょう。
選挙の最中には赤の広場で大型ロックコンサートが開催されていたようで、テレビで中継されていました。統一ロシア主催のコンサートです。当然のようにそこにプーチン様と新大統領が登場して演説していましたが、後ろに楽器を構えたバンドが立っていたので、何だかこの2人がバンドのボーカルみたいに見えました。新大統領に至ってはレザーのジャケット着てたので尚更でした。ツインボーカルなのでヘヴィロックバンドだと思います。
Saturday, 1 March 2008
平和な日曜の午後
本日は大統領選挙です。
国民投票で、極めて民主主義的に大統領が決められます。
有権者達は自分の意思に基づいて強い国ロシアに相応しい大統領を選び出します。
有権者達はパスポートを持って近くの選挙会場へいきます。
我々の地区は近所の火山研究所です。ソ連を感じさせる建物の中、階段を2階へと上がり、投票室へと繋がる廊下にでると候補者の写真が貼付けてあり、バックには何故か80年代のハードロックが流れていました。
入り口にはポリスが数人います。中に入り担当者にパスポートを見せます。するとそのパスポートの名前を書類の中から見つけ出し、例によって手書きでチェックします。チェックしたら投票用紙を受け取り、更衣室のようなカーテンの中へと入ります。そして候補者の中からドミトリーメドベデェフの欄にチェックをして、その投票用紙を外にある投票箱へと入れるというシステムです。
投票が終わると出口で暖かい紅茶とブレニーが振る舞われます。
そして皆、ブレニーを片手に、明日からの新しいロシアの誕生について喜びながら話します。
先日ちょっとした会話の流れで友人に、「大統領選挙は誰に投票するのかね」と伺ったところ、「勿論プーティン様ですよ」との返答が来ました。面白いと思いました。
風速40メートルとも言われるサイクロン直撃の中行われた選挙は、外の激しい天気とは対照的に、平和の象徴のような雰囲気でした。
同じタイミングで行われているアルメニアの大統領選挙ではその結果に対して激しい抗議が起り非常事態宣言まで出ていますが、ロシアの選挙は平和そのものです。
プーティン様とメドベデェフが並んで、「一緒に勝利を勝ち取ろう!」と書いてあるポスターを見る事ができるのも今日までかと思うと寂しい限りです。
Saturday, 23 February 2008
戦う映画監督

コソヴォ独立に関するニュースが連日トップです。ロシア政府は、独立は国際法違反との理由でその不当性を訴えています。それによって我らがプーティン様はセルビアでもヒーローだそうです。
もう一人のヒーロー、戦う映画監督エミール・クストリッツァもベオグラードで演説しました。「コソヴォはセルビアのもの」という集会にアメリカから駆けつけたそうです。
彼の映画はどれも興味深い内容であり、直接的には触れない物の背景には常にバルカンでの紛争が存在します。
ムスリムの家庭で育ったボスニア出身という民族背景があるようで、セルビアの愛国主義者と言う事ですが、最近は名前もemirからよりスラビックなnemanjaに改名もしたそうです。
彼が何の為に音楽を始めたのか、何の為に映画を撮り始めたのか。純粋にロックと映画が好きであった為に他ならないのでしょうが、何故彼の映画が世界中で評価されるのかといったらその制作意識の中にある真実を伝えようとする心なのでしょう。
それを今まで自身の作品で充分に証明してきた人間の演説には、政治家や活動家、学者などには到底辿り着けない次元での説得力を持っていると感じました。
セルビア国内でコソヴォの独立をサポートしようとしている団体などには「裏切り者」という言葉を使い強いテンションで発言したそうです。彼の意見に賛成するかどうかは別として、ここまでの名声を得ている映画監督が映画業界では強い影響力を持っている国々とは反対の意見を公に述べるというのは、彼が何にも迎合せずに本当の意見を述べているという事なので、やはり非常に説得力があります。つまり、一つの意見として自分の中での判断材料になります。
セルビアの愛国主義者といっても彼が戦争を肯定している訳ではないという事は、彼の発表してきた映像で既に証明されているというのも大きいでしょう。
当然ですが、1つの問題に対しては様々な意見が存在する訳で、単純に「賛成」「反対」で片付けてしまうのは正しい方法ではありません。敵対している2つの都市で、それぞれを支持している国々の国旗を持って集会に集まっている様は、何とも奇妙に感じます。
クストリッツァさんの映画はしかし、どれも長過ぎて僕は苦手です。
Saturday, 16 February 2008
BLP復活
以前このブログでロシアは比較的報道が自由に感じると書きましたが、その際の僕の意見として、インターネットでも情報が収集できるしテレビでも諸外国のニュースを積極的に報道しているために日本などの執拗にドメスティックな報道に比べたらとても自由だと書きました。
しかし情報収集の可能性と報道の自由とは、90年代までの話ならわかりますが現代においては全く関係が無い気もします。
毎日20分の海外ニュースプログラムがあるわけで、そのプログラムこそが中々いいなあと思う原因ではあったのですが、今更ながら20分の中に毎日の出来事の何を纏められるというのかという話です。とにかく、この程度のプログラムは海外情報誌と大して変わらぬ内容であるためにあまり参考にはならないでしょう。ネットですぐに入手できる情報を軽くテレビで流す事によって受け手がその背景への感心を高め、後にインターネット等で調べるという流れも期待できますが、大部分の場合はそのコンパクトに纏まった内容に満足して終わりでしょう。人生はそんなに暇ではない訳ですから。
それは当然として、最近やはり気になるのが3月2日に設定されている仮想選挙に関する報道です。選挙前には当然選挙報道が加熱するわけですが、ほぼ確定している次期大統領が立候補を表明してからというもの毎日テレビのニュースに彼の顔が出て来ます。どこそこに視察へ行ったとか、そういう類いのニュースです。しかし他の候補者はどうでしょうか。ロシアではこの第一統がメディアも確保しているという話を良く聞きますが、滅多に他の候補者の話は出て来ません。出てはいるのでしょうが、出演時間は平等ではないでしょう。しかも極めつけが、2008年に入ってから放送されている「ガスプロム」のTVCM。株式会社のCMですが、CM全体のヴィジュアルイメージは赤青白で、強い国家、幸せな家族、そしてCMのクライマックスにはプーティン様が登場します。これは全く、政党の宣伝と何ら変わりはないように見えてしまいます。
このような状況で決定した国家元首が今後最良のパートナーである首相とともに国を運営していく事に成る訳で、そこに喰い付こうとする他の政党の精神力というものは相当なものなのかなあと感じると同時に、何のためになどとも思ってしまいます。この状況をあと数年我慢して、いよいよという所で革命でも起こすのでしょうか。こんな時こそ、BLP(Beer Lover’s Party)の復活を期待します。無血革命ではなく、無悩革命を提案したいですね。
写真はテレビで熱弁するジリノフスキー氏
Friday, 1 February 2008
суверенная демократия

大統領の選挙も迫って来ていますが、もう誰に聞いても既に大統領という事になっているメドベデェフさんが大統領の課題を発表したそうです。テレビのニュースとインターネットの解説を読みましたが、よく分かりませんでした。
ロシア国家の最優先するものは、「市民の幸福」だそうです。
革命や大きな変革も起こさないそうです。
つまり今までと何も変わらないという事のようです。今のままでもここの市民の大半は、「自分達は幸せだ」と感じているので何もする必要はないです。勿論全員に話を聞いたわけではないのですが、現状に不満があっても、それは仕方が無い事だという意見以外あまり聞いた事がありません。
次期大統領は、大きな変化を起こす事なく、少しずつ国を発展させるそうです。
なんだかはっきりしません。
そこで、現政権のイデオロギー担当が考えたと言われる新しい主義が登場しました。
「主権民主主義」
凄いですよね。新しい主義。元々は暴動を抑える際に現政権が発し、ここ2/3年間よく登場している言葉だそうですが、ロシアのスタイルの民主主義だそうです。主権民主主義。どこに主権があるかによって何主義かは変わると思うのですが。
ロシア語標記で、суверенная демократия, 英語にすると sovereign democracy となります。sovereign とは、辞書によると「君主、統治者、支配者、主権者」と書いてあります。つまり、支配者によって齎される民主主義。英語で書かれた解説によると、
liberal democracy(自由民主主義)ではなく、managed democracy(管理された民主主義)との事です。
管理された民主主義という事なので、色々な事を管理したところで、民主主義である事には変わりがないということです。
しかもそれに対しておそらく多くの民衆は、「おお、これはロシア独自の民主主義で、アメリカに迎合する他の国とは違う!」などと考えているのではないでしょうか。この田舎町に住んでいるとそう感じます。
こうなってくると民主主義という言葉の定義が気になるので、国語辞典で調べてみると、
「人民が権力を所有し行使する政治形態。国民主権・基本的人権・法の支配・権力の分立などが重要とされる」(抜粋)。
国民主権であれば、管理されていても問題はないという事ですね。よかった。
Tuesday, 15 January 2008
頭の悪い米国

若者の間で流行っているビデオがあります。以前ロシアのニュース番組で流れたものらしいのですが、酷い内容です。レポーターがカリフォルニア(?)で数名にインタビュー。内容は世界情勢に関して。
1:Uで始まる国名は?
2:イラクはどこですか?(地図を見せて)
3:世界に大陸はいくつ?
4:イスラエルの宗教は?
5:アルカイダとは何?
等の質問を町中で聞いていました。
そして出て来る答えが。
1→ユートピア?
2→(オーストラリアを指して)ここだ。
3→3つ
4→イスラム教?
5→イスラエルの殉教者団
等のおかしな回答がでます。
何のためにこのようなビデオを流しているのか、理解に苦しみます。この映像をみて、皆「アメリカ人はバカだ」といって笑うのですが、仮にこの映像が本当だったとしても数名にしかインタビューしていない訳で、何の意味もないはずです。はっきり言ってこのような映像、どこの町でも作れると思います。東京でも、ロシアでだってもっと凄いのが作れるんじゃないでしょうか。こうやって公に人を小馬鹿にする番組が目立ちますが、あまり気分の良いものではないですね。こういう番組の放送が、国民の意識統一に一役買うのでしょうか。
Thursday, 10 January 2008
首相様

首相になるという事はプーチンにとって格下げなのかどうなのかという事がTV等でよく議論されています。首相と大統領がいるという事は権力を大統領に集中させない半大統領制なわけで、これがロシアでは今まではどう見積もっても大統領に集中していました。しかし今回はどうでしょうか。首相が力を持てるかどうかという事は、大統領が首相より力を出せるかどうかという事にもなって来ます。プーチン様はこの8年間で国民に対しても政界に対しても経済界に対しても絶対的な地位を築きました。そして新しい大統領(候補)は自分で任命しました。こうなると首相になったところで自分が前に出る事ができるので格下げでは決してないという意見が多く聞かれます。
例えば現役引退を控えた小笠原という選手いたとします。彼が2列目からの飛び出しで注目を集めたいものの、前に有能なFWがいると自分が目立てないのでチームの首脳陣に頼んで鈴木という能力の低い選手を獲得してもらうといった感じでしょう。そしてそのチームのサポーター達は無条件でその小笠原という選手を賞賛します。まあ小笠原という選手がサポーターにとっても他のチームにとっても尊敬される存在になるのであれば何の問題もないのですが。
また、大統領はまだ決まった訳ではなく候補者が出揃ったというだけなのですが、ニュース番組等では毎日メドヴェデェフさんに関するニュースばかり流れます。周囲の人間に聞いても、「次の大統領は。。。」ともう大統領は決まった事になっており、選挙は形だけの物となっているという事に国民自身あまり関心がないという雰囲気もあります。
半大統領制というシステムが、半首相制というシステムに変わるという事でしょうか。
Thursday, 27 December 2007
瓦斯

この街では人よりも車の方が多い印象ですが、今週いきなりガソリンの値段が高騰しました。通常1リットル25〜28ルーブル(約110円前後)のガソリンが、今週は40ルーブル(160円)まで値上がりしました。ガソリンスタンドの前には車の行列で、3時間以上待って品切れなどという状況にもなっていました。カムチャツカでは殆ど初めてに近い状況だったようで、市民も混乱していました。
しかし今時こんなのもちょっと信じられない話です。原因はロシアのエネルギー外交です。ロシアが欧州を相手に原油を次々と売っているために、逆に自国に目が行かなくなっているという事のようです。そこに来てカムチャツカは陸の孤島なのでタンカーで輸送しなければなりません。モスクワからも最も遠いために、街としての重要性も低く見られているという事もあるかもしれませんが。自国を裕福にさせるためのエネルギー外交が逆に原油の値上がりを招くというのも少し問題があります。
また、ロシアの法律で40ルーブルというのは違法だそうですが、そこは大人の話が展開されたそうです。
ロシアが欧州を相手に商売する事により、露、欧州、中東、米のエネルギー関係や価格も徐々に変化してくるそうです。これも政治の多極化につながるのでしょうか。まあ、エネルギー外交こそが政治の中枢ですが。
しかし通常でも1リットル100円以上するなんて、こちらの給料に比してとても高いと思います。何でも運んで来なければならないために高いそうですが、それにしてもという感じはします。因にplay station3 が25000ルーブル(10万円)だそうです。確かめてませんが、良く聞く話です。
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