Monday 5 May 2008

Zenit in the UEFA cup final!


UEFA杯を勝ち進んでいるレーニングラードに本拠地を置くゼニトですが、敵地ミュンヘンでの試合を1−1で引き分け、ペトロスキースタジアムにバイエルンを迎えました。第1戦はオウンゴールでのラッキーな引き分けで、ゲーム自体も殆ど支配されていたため、ホームアドバンテージを活かしたところでこの第2戦を勝利できるかはちょっと疑問でした。
しかし序盤にFKを直接決めて先制したのはゼニトでした。ここから怒ったバイエルンが猛攻を開始するわけですが、チャンスをことごとく物にできません。試合自体はバイエルンが圧倒的に支配しているように見えるものの、なかなか決められないでいるうちに追加点。後半もバイエルンは猛攻にでるものの、気が付いたら4失点の4−0でゼニトの勝利。

まさに現代のレーニングラード攻防戦です。バイエルンの選手なんて知ってる人ばっかなのに対して、ゼニトの選手はロシアに来るまで全員聞いた事もなかった人です。そんなメンツでバイエルンを叩くというのはなんとも良い物ですね。
カップ戦だからとか、バイエルンも本気ではなかったみたいな話をする人もいますが、バイエルンは完全に勝ちに来てました。というか、カップ戦を捨てているなら予選突破などしないでしょう。フィオレンティーナもバイエルンも、本気で負けてのです。
レッズと提携しているバイエルンを応援するのは我々の筋ではありますが、会社と会社の話なので関係ありません。
それにしてもゼニトの決定力は高い。試合自体は殆ど支配されていたにも係らず、チャンスを逃さないそのスタイルはレッズも見習ってもらいたいものです。
相手のミスを自分のチャンスに変えたとたんに全員の意思が統一しているようにも見えました。

とはいえここはカムチャツカなわけで、テレビ観戦です。
嬉しかったのは次の日にたくさんのニュース番組で特集を組んで試合結果を伝えていました。中でもVestiでは、レーニングラードの1日をドキュメント形式で流していてとてもよかったです。パブで観戦するサポーター、スタジアムに向かうサポーター、試合後の夜の町。。。
ナビスコ優勝、リーグ制覇、ACL優勝の自分の1日を再び振り返る切っ掛けとなり、色々と考えましたが、いやしかし、勝利ってのは良いものですね。
レーニングラードは朝まで大騒ぎだったようです。

が、決勝進出を決めたのはクラブ史上初の快挙とはいえ、もう1試合残っています。14日の決勝戦はマンチェスターで行われます。フェイエノールトがUEFA杯優勝したとき以外、こんなカップよりも天皇杯の方が興味あった訳ですが、ロシアに住んでるためにゼニトサポーターでない僕もちょっと夢中になっちゃいますね。
レッズがACL決勝に進んだときの特段レッズサポではない人達の気持ってこうだったのかなあと思います。

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